「眠っているネクタイを活かす|クローゼット整理&レンタルのススメ」
2025/04/09
70年代から80年代、そして90年代前半まで、多くの会社員の皆様が当たり前のようにネクタイを着用し、会社へ向かっていました。
確かに当時は、現在ほど夏の気温が高くなかった記憶がありますが、2000年代に入り、ビジネスカジュアルが浸透するにつれ、ノーネクタイの服装に対する違和感がなくなってきました。
この記事を読んでくださっている方の年齢層は分かりませんが、もし若い方であれば、お父様や上司のクローゼットを覗いてみたいと思いませんか?
ビジネスアイテムとして考えると、スーツやジャケット、コート、靴などはサイズの問題があり、シャツは消耗品のため処分されてしまうことも多いでしょう。
そんな中、現在でも使えそうなアイテムとしては、バッグ、腕時計、筆記用具、名刺入れなどの革小物、そしてネクタイが挙げられます。
SNSを見ていると、お洒落な若者が母親や祖母のドレスやワンピースを上手く取り入れていたり、父親が持っていたジーンズが今ではヴィンテージ品として価値を持っていたりするのを見かけます。
また、昔から世界的に「腕時計を形見にする」という考え方もありますね。
「SHARE IN」という名称には、日本語で「分かち合う」という意味が込められています。
現在は、私が仕入れたネクタイをレンタルアイテムとして提供していますが、近い将来、クローゼットで役目を終えたネクタイに新たな命を吹き込むことができればと考えています。
処分するのはもったいないものの、リサイクルショップでは現在のネクタイ需要を考えると、納得のいく価格で売るのは難しいのが現状です。
まだ具体的な方法は模索中ですが、もし私のように子どもがいなかったり、娘さんしかいなかったり、息子さんがいてもネクタイを着用する機会が少なかったりする場合、
これからの日本を支える20代・30代の方々にレンタルできる仕組みを構築できればと思っています。
企業理念でもあるエコの観点はもちろんのこと、より手頃な価格で「分かち合う(レンタル)」ことが可能になればと考えています。
どうぞご期待ください。
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