有限会社稲垣製作所

インタビュー|ストライプネクタイ選択の極意

お問い合わせはこちら レンタルはこちら

インタビュー|ストライプネクタイ選択の極意

インタビュー|ストライプネクタイ選択の極意

2025/04/17

はじめに

日本のネクタイメーカー SEIWAさんとの2回目のインタビューになります。
1回目は、会社の歴史や品質管理、自社工場についてお話を伺いました。

日本製のネクタイを作り続けて

現在、SEIWAさんの販売サイト 「SEIWA-ONLINE」 では、自分用のネクタイ選びはもちろん、贈り物としてのネクタイ選びの視点から、年代別のおすすめネクタイが掲載されています。

稲垣

春になり、別れと出会いの季節がやってきました。新社会人になったり、転勤で移転先の新しい生活が始まったり、新たな仕事を始める方も多い時期です。気候も良く、もしかすると 日本で最もネクタイを着用する季節 かもしれません。新商品のリリースのタイミングもあると思いますが、春先の注文はやはり多いのでしょうか?

小野木さん

やはり冬から春先にかけてのご注文は多いです。ただ、ご自身用のご購入ではなく、ギフトでのご注文が多いイメージですね。おっしゃる通り日本で最もネクタイを着用する季節に向けて、応援の気持ちを込めてネクタイをギフトに選ばれる方も多いのでしょう。

稲垣

クールビズの影響もあり、職場でネクタイを着用しないことが一般的になりつつあります。しかし、入社式や初出勤など、気合を入れる場面ではネクタイ姿のほうが相手に好印象を与えますよね。

小野木さん

気合いが入っています!としっかり伝わりますからね。ネクタイを締めることに不慣れだと分かる様子だとしても、先輩社員の目線では「ネクタイを締めようと朝から頑張ったんだなあ。」と良い印象を抱きます。逆に、新入社員の目線でも、先輩社員がピシッとスーツを着てネクタイを締めていると、気が引き締まる思いになるのではないでしょうか。少なくとも小野木はそうでしたし、すごく緊張しました(笑)

稲垣

今回のメインテーマとして、現在掲載されている 年代別おすすめネクタイ についてもう少し深掘りしていきたいと思います。

先日、ある若い男性を道端で見かけたのですが、職業病的にファッションチェックをしてしまいました(笑)。彼は、ネイビーの2つボタンのシングルスーツにレギュラーカラーの白シャツ、明るいブルーのストライプネクタイを合わせていました。もちろん、何の問題もない着こなしなのですが、顔立ちが可愛らしい雰囲気だったため、「いかにも新人社会人!」という印象 を受けました。

ここで質問なのですが、SEIWAさんに某ショッピングモールの営業担当者が来社したとします。想定として彼は26歳の営業マンで、先ほどのような服装の場合、第一印象としてどう感じますか?

和田さん

確かにその組み合わせは清潔感があり、第一印象としてはとても良いと思います。ただ、経験豊富な営業マンとしての信頼感を与えるには少し物足りないかもしれません。

小野木さん

新入社員さんか、2年目の営業さんかなと感じますね。話し方や雰囲気で印象は変わりますが、新人さんだーという先入観を持っての対応になるかと思います。

稲垣

いきなり変な質問ですみません(笑)。
私の考えでは、先ほどの爽やかなコーディネートは 2回目の打ち合わせなら完璧 だったのかなと思いました。営業というのは、ある程度の金額が動くビジネスシーンも多いですよね。そのような場では、フレッシュさよりも 「安心感」や「落ち着き」 を優先すべきだと思いました。

一言で「ストライプのネクタイ」といっても、SEIWAさんには本当に 多種多様なストライプネクタイ がありますね。

小野木さん

そうですね!現在およそ250種類のネクタイを扱っているのですが、そのうちストライプ柄は50種類ほどございます。フォーマル・ビジネス・カジュアルと様々な場面に対応できるようにしています。(※同じ柄でも色が違う場合、1種類とカウント。)

稲垣

例えば、先ほどの営業マンのケースなら、

1回目の商談 :ブラウンや濃いネイビーのストライプタイで落ち着いた印象を演出

2回目の打ち合わせ :フレッシュな明るいブルーのストライプタイで親しみやすさをプラス

3回目の現場打ち合わせ :春らしい「桜染め」のネクタイで季節感を取り入れる

この流れができていたら、すごく素敵だなと思いました。

和田さん

そうですね、何本か色やデザインの違うネクタイを持っていると、その時々の相手に与える印象やその日の気分でネクタイを変えられますね。例えば、重要なプレゼンテーションの日には落ち着いた色、シンプルな柄を選び、カジュアルな会議の日には明るい色、少し派手な柄などを選んだりして、シーンに応じた使い分けができたら良いですね。

稲垣

実際、私もそうなのですが、どうしても自分の好きな色や柄のものが増えていってしまうので、色々なパターンのネクタイに挑戦してみて欲しいですよね。

小野木さん

例えば50代、60代で会社内でも立場が上の方が重厚なネクタイを着用するのは勿論かっこいいのですが、たまにROYTOUCHのゴールド/サックスなどの明るい色をVゾーンに入れるのも周りにいる皆さんが明るい気分になって良いかも・・・

稲垣

その通りですね。まずはベーシックな年齢別を参考にしてみる、そしてビジネスやフォーマルのルールを理解した上で、今度はビジネスシーンでの場面を想定して選ぶ、更にその枠を超えて 「お洒落を楽しむ」 ことができるのがネクタイの魅力です。

スーツやバッグと違い、比較的 手頃な価格 で購入できるので、場面ごとに使い分ける楽しさもありますよね。また、顔の近くにくるアイテムなので、場に合わせて 自分の印象を変えやすい のもポイントです。

和田さん

ネクタイの選び方で自分の印象を変えることができるというのは、ビジネスパーソンにとって非常に重要なポイントだと思います。例えば、青色のネクタイを身につけると知的で冷静な印象を与え、赤色のネクタイを選ぶと情熱的でエネルギッシュな雰囲気を醸し出すことができます。また、柄の選び方によっても印象が変わり、ストライプ柄はきちんとした印象、ドット柄や小紋柄は親しみやすさを演出します。

自分のスタイルや個性を表現しつつ、相手やシチュエーションに合わせたネクタイ選びを楽しむことで、より好印象を与えることができるでしょう。小さなアイテムですが、その効果は絶大です。だからこそ、色々なネクタイを試してみてほしいですね。

稲垣

今日は少し意地悪な質問もしてしまいましたが(笑)、お付き合いいただきありがとうございました。最後に、現在オンラインショップで購入できる ギフトボックス や、発売予定の 新作ネクタイがあればご紹介いただけますか?

小野木さん

先にもお話ししましたが、弊社のネクタイをギフトに選んでいただく機会が多いです。そういった方に向けて、SEIWA ONLINE STOREオリジナルのギフトボックスをご用意しています。

小野木さん

弊社のブランドであるROYTOUCHとKINSHOKU、それぞれでご用意をしておりまして、紙の色や、箱の形にこだわっています。

小野木さん

貼り箱メーカーさんに作っていただいているのですが、いろいろな注文を忠実に再現してくださっていて……職人の技を感じています。

新作ですが、夏向けのネクタイをリリース予定です。詳細はまだお伝えできないのですが、風合い豊かで美しい、とても格好良いネクタイですよ。お楽しみに!

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。