インタビュー|日本製のネクタイを作り続けて
2024/10/01
和田さん
現代の日本では、「ネクタイは面倒だし、締めたくない」という声があるのも事実です。しかし、一律にネクタイをしないということではなく、ファッションとしてビジネスの場でもプライベートな場でもネクタイを楽しみたいという人が増えてほしいと考えています。私自身もそうですが、若い世代は子供の頃からクールビズという概念が当たり前になっており、昔のようにネクタイがビジネスにおいて必需品であるという考えが薄れてきていると感じています。そんな時代で育った結果、大人になってから成人式や入社式のために安価なネクタイを購入し、その一本を使い続けている方も私の周りにはいます。そういった方々に、まずは気軽に日本製の高品質なネクタイを手に取ってもらい、「良いネクタイはこんなにも違うものなのか」と実感していただくことが大切だと思います。そして、ネクタイの良さを発信し続けることも弊社の義務だと考えています。