ネクタイ女子撮影会、そして今に至るまで 秋元るいさんインタビュー

約10年前、私が趣味で写真に夢中になっていた頃、当時まだ大学生だった秋元るいさんを撮影させていただいたり、イベントにも出演していただきました。
その後、私の撮影活動が仕事へとシフトしていったこともあり、撮影会という文化からは少し距離ができていたのですが、X（旧Twitter）でるいさんが今も現役でご活躍されていることを知り、今年1月末に久々に予約をさせていただきました。
そこからわずか数か月で「ネクタイ女子」という撮影会が実現し、先日無事に開催となりました。本当にありがとうございます。
まずは、秋元るいさんご自身の自己紹介をお願いできますか？

モデル活動を始めたのは2012年、学生時代のことです。
その後、いろいろな撮影会に出演する中でご縁も広がり、2015年には「株式会社レイシス」を立ち上げました。
現在は「マシュマロ撮影会」の企画・運営・出演を行いながら、ギャラリー＆カフェ「ビスコッティ」や、週1回のコンカフェ、さらにコンパニオン業やインフルエンサー活動なども並行して行っています。

マシュマロ撮影会は土日だけでなく平日も開催されていますし、私の印象では毎日撮られているような忙しさですよね。

そうですね（笑）。私、性格が「スーパー前向き」なので、悩む前にやってみようと！もちろん会社の代表として決断すべきことも多いですが、支えてくれるスタッフにも恵まれていて、10年以上活動していても撮りたいと思ってくださる方がいるのは本当にありがたいです。

撮影会の仕組みも非常にしっかり整備されていて、予約の流れもスムーズですね。

SNSの普及により、個人で活動するモデルさんも増えました。ただ、連絡手段や安全面など、個人で対応するのは大変な部分もあります。「マシュマロ撮影会」では、モデルにノルマを課さずエントリー制を採用し、日程やテーマに合わせて参加してもらっています。イベントの回数も多いので、システマティックになっていきました。
また、大きなハウススタジオを借りて撮影できるのも、うちならではの強みだと思います。ちなみに私はコスプレも大好きなのでやっちゃいますが（笑）、基本は私服ポートレートが中心です。

登録されているモデルさんも多くて、いろいろな雰囲気をお持ちの方がいますし、実際の撮影会でも男性スタッフさんもいるので、安心感もありますよね。1月末のときはかなり色々な昔話もさせていただきましたけど、ちょっとネクタイの話もさせていただきました。「何か一緒にやりましょう！」って声をかけていただき、そこからの話は早かったですね。

私の特技は「決定の早さ」ですから（笑）勿論面白いと思ったからですけどね。

そこからはモデルさん、カメラマンさん用の集客用の写真を一緒に準備して、30～40本はネクタイも欲しいということで、準備して。

せっかくなので、沢山あった方が選ぶのも楽しいし、モデルによって様々なネクタイ女子が誕生すると思ったんですよ！過去にも企業さんの協力でメイド服や着物、ドレスをお借りして撮影会を開催したこともありますが、ネクタイって斬新！！って思ったんです。何よりお洒落アイテムですし、ＧＷに開催すればモデルのエントリー数も多いだろうなって確信してしました。

撮影会に出るモデルで一番大変なのはやっぱり衣装の用意だと思っています。プチプラで買えなくもないですけど、やっぱり写真に残ることを考えると質感とかの心配もあります。何より何度も来ていただけるカメラマンさんに「またその衣装！？」って言われるわけにもいかないので、私の家のクローゼットはもう大変なことになっています。ネクタイはコスプレ用のぐらいしか持ってなかったですし、今では手に入らないヴィンテージ品で質の良いネクタイを自由に身に付けて撮影できると思ったら嬉しいですよ。 絶対可愛いですから！

そうですね、特に衣装の指定はしなかったので、ジャケットを着てマニッシュに決めているモデルさんもいたり、白のブラウスのモデルさんだったり、ワンピースの襟元のアクセントとしてネクタイをしてくれたり、非常にバラエティ豊かでしたね。

皆可愛かったですよね！学生の頃に制服で着用していなければ、なかなか女の子がネクタイをする機会はないですし、事前予約してくれた方もいれば、受付でモデルたちとネクタイを選んでいる雰囲気も良かったですよね。カラフルだったので、駄菓子屋さんみたいでした（笑） また是非、第2回もやってみたいですし、5月14日から19日まで「ネクタイ女子展」も開催しますので、是非、楽しみにしてください。