ナイキとアディダス
2024/11/06
「ナイキ(NIKE)とアディダス(Adidas)って、実はネクタイも作ってるってご存知でしたか?…」なんて、今回はネクタイのお話ではなく、コーディネートに焦点を当てたお話をさせていただければと思います。
私はYouTubeチャンネル「TUMBLEWEED」でスニーカーや革靴についてご紹介していますので、ご興味があれば、ぜひそちらもご覧ください。
さて、本題のナイキとアディダスについてです。私は街中や電車の中で、座っている方の足元を職業病的にチェックしてしまうのですが、驚いたことに、アディダスのスタンスミスというスニーカーを履きながら、ソックスはナイキという組み合わせをしている方が男女問わず結構いらっしゃるんです。興味深いことに、この逆のパターン、つまりナイキのスニーカーにアディダスのソックスという組み合わせはあまり見かけません。
ちなみに、アシックスのスニーカーにプーマのソックスを合わせているのも、個人的には違和感があります。また、洋服で考えてみると、ノースフェイス(THE NOTRH FACE)のパーカーにパタゴニア(Patagonia)のパンツを合わせたり、最近では少なくなりましたが、バレンシアガ(BALENCIAGA)のロゴTシャツにディオール(Dior)のバッグを持ったりするスタイルも、やはり違和感があります。
ブランドのロゴがどうこうというわけではないのですが、やはりロゴはとても目立つ要素です。全て同じブランドで揃えるとやり過ぎに見えるし、異なるブランドだと何となくちぐはぐな印象を与えてしまうように感じます。
では、どうすれば良いかと言えば、実は答えは簡単です。ロゴの入っていないソックスを使えばいいのです。幸い、今は上質なソックスがさまざまな場所で購入できる時代ですし、スニーカーを購入する際に、ついでにそのブランドのソックスも揃えるのも良い方法かもしれません。
その点、スーツやシャツ、コートといったビジネスシーンで活躍するアイテムには、ロゴがドーン!と目立つものはほとんどありません。ネクタイも、ラグジュアリーブランドの一部を除けば、ぱっと見でどのブランドか分かるものは少なく、それを見分けられるなら、プロも驚く相当ファッションに精通した人と言えるでしょう。
もちろん色合わせや素材合わせも大切ですが、意外と見落とされがちなブランドロゴの相違による不自然さ。ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです。
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