ヴィンテージミリタリージャケットの魅力:50sカナダ軍フィールドジャケットとドレスアップの極意
2025/03/20
ヴィンテージミリタリージャケットの魅力:50sカナダ軍フィールドジャケットとドレスアップの極意
ミリタリージャケットは、長年にわたりファッションの世界で愛され続けてきたアイテムです。今回ご紹介するのは、50年代のカナダ軍フィールドジャケット。機能性とデザインのバランスが取れたヴィンテージジャケットとして特に人気がありますが、そこまで市場に出回っていないこと、そして価格的にもそれほどでもないことも魅力。勿論、フランス軍M43やアメリカ軍M65といった名作ジャケットも、春夏の羽織として優れた選択肢となります。
本記事では、50sカナダ軍フィールドジャケットの特徴や魅力を中心に、ミリタリージャケットのドレスアップのコツ、そしてブランドネクタイを取り入れたスタイルについて詳しく解説します。
50sカナダ軍フィールドジャケットの特徴と魅力
1950年代のカナダ軍フィールドジャケットは、アメリカ軍やフランス軍のモデルとは異なる独自のデザインが特徴です。主なポイントは以下の通りです。

1. ガシガシ洗えるコットン素材
着用、洗濯を繰り返していくことで「アタリ」という経年変化も楽しめます。何より自宅で簡単に洗濯が出来るというのも嬉しい。春夏には、薄手のインナーと合わせて軽やかに羽織ることで、温度調整がしやすくなります。
2. ストレートなシルエットと無駄のないデザイン
カナダ軍のジャケットは、無駄のないシンプルなデザインが特徴的です。ボックスシルエットながらも、洗練された印象を持つため、ドレスアップスタイルにも取り入れやすい点が魅力です。

3. 実用性の高いポケット配置
フロントに複数のポケットが配置されており、機能性が高く、バッグなしでも必要最低限の荷物を持ち歩けるのがポイントです。カジュアルながらも、都会的な雰囲気を演出できます。

エポレットや肩回りの可動域を上げるためのプリーツなど細かいところにも気を使っています。

春夏の羽織としてのミリタリージャケット:フランス軍M43とアメリカ軍M65
ミリタリージャケットは、春夏の羽織としても優れた選択肢です。特に、フランス軍M43やアメリカ軍M65は、軽量ながらも耐久性があり、スタイリングの幅も広がります。
フランス軍M43の魅力
フランス軍のM43ジャケットは、アメリカ軍のM41フィールドジャケットに影響を受けたデザインが特徴です。
- 薄手のコットンツイル素材で、春夏にも適した軽やかな着心地。
- ミリタリーアイテム特有の無骨さを抑えたシルエットで、フレンチスタイルにも馴染みやすい。
- ベージュやカーキのナチュラルなカラーが、カジュアルからフォーマルまで対応可能。
アメリカ軍M65の魅力
一方、アメリカ軍のM65ジャケットは、1965年に登場したミリタリージャケットの名作です。
- 取り外し可能なライナー付きで、季節を問わず活躍。
- スタンドカラー仕様で、モダンな印象を与えるデザイン。
- ハリウッド映画などでも数多く登場し、ファッションアイコンとしての地位を確立。
ミリタリージャケットをドレスアップする方法
ミリタリージャケットはカジュアルなアイテムですが、組み合わせ次第でドレスアップにも対応可能です。

1. シャツとスラックスを合わせる
ミリタリージャケットをフォーマルなアイテムと組み合わせることで、洗練された印象に仕上がります。
- ホワイトやブルーのオックスフォードシャツをインナーに。
- ウールやコットンのスラックスを合わせて、カジュアルすぎないスタイルに。

2. ブランドネクタイを取り入れる
ミリタリージャケットにネクタイを合わせることで、ミックススタイルを楽しむことができます。
- クラシックなレジメンタルタイで、上品なアクセントをプラス。
- グッチやルイ・ヴィトンのようなブランドネクタイで、モードな要素を加える。
3. シューズは革靴を選ぶ
スニーカーではなく、ローファーやオックスフォードシューズを選ぶことで、カジュアルになりすぎないバランスを取ることができます。
ブランドネクタイで演出するヴィンテージミックススタイル
ヴィンテージのミリタリージャケットにブランドネクタイを合わせることで、クラシックとモダンが融合したスタイルが完成します。
おすすめのブランドネクタイ
- エルメス(Hermès)
- シルク100%の高級ネクタイ。
- 軽やかな色味で春夏の装いにマッチ。
- ポロ ラルフローレン(Polo Ralph Lauren)
- トラッドなレジメンタルタイ。
- ミリタリースタイルとも相性が良い。
- バーバリー(Burberry)
- クラシックなチェック柄で、程よくカジュアルダウン。
- ベージュのM43やカーキのM65と好相性。
まとめ
50sカナダ軍フィールドジャケットをはじめ、フランス軍M43やアメリカ軍M65は、春夏の羽織として非常に優れたアイテムです。カジュアルな印象が強いミリタリージャケットですが、シャツやブランドネクタイと組み合わせることで、ドレスアップスタイルにも応用可能です。
特に、エルメスやラルフローレン、バーバリーなどのネクタイを取り入れることで、ミリタリージャケットの持つ無骨さとエレガントさのバランスを取りながら、洗練されたスタイルを演出できます。
ヴィンテージアイテムとブランド小物を巧みに組み合わせることで、唯一無二のファッションを楽しんでみてはいかがでしょうか?
----------------------------------------------------------------------
Share in
----------------------------------------------------------------------