有限会社稲垣製作所

ETRO(エトロ)|色と文化をまとう、大人のためのイタリアンエレガンス

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ETRO(エトロ)|色と文化をまとう、大人のためのイタリアンエレガンス

ETRO(エトロ)|色と文化をまとう、大人のためのイタリアンエレガンス

2025/12/15

クラシックで上品、でもどこか自由な香りがする。
そんな“洒落者”たちのワードローブに欠かせない存在、それがイタリア・ミラノ発のブランド ETRO(エトロ) 。
ペイズリー柄を中心に、独自の色彩と芸術性で世界中のファッションラバーを魅了してきた。

ネクタイ一本をとっても、そこに流れるのはイタリアの詩的な美学。
「普通じゃつまらない」——そんな大人たちの遊び心を満たしてくれるブランド、それがエトロ。

エトロの物語は1968年、創業者 ジンモ・エトロ(Gimmo Etro) によってミラノで始まった。
当初は高級テキスタイルメーカーとしてスタートし、上質な天然素材と独自のプリント技術で、世界中のメゾンから信頼を得ていく。

1981年、ブランドの象徴となる「ペイズリー柄」が誕生。
インドやペルシャの伝統文様をルーツに持つこの柄を、イタリア流の感性で再構築し、モードの世界に新風を吹き込んだ。
ペイズリーとは“生命の樹”や“繁栄”を象徴する模様。
まるで旅の記憶を織り込んだようなこのパターンが、エトロの美学を物語っている。

エトロのデザインは、一見華やか。だがその奥には、確固たるクラシシズムが息づいている。
英国のトラディショナルをベースに、イタリアらしい色気と柔らかさを融合。
その絶妙なバランスが“エトロの品格”を作り出している。

ネクタイでいえば、派手ではなく「印象的」。
見た瞬間に分かる上質さと、手に取ったときの滑らかなシルクの質感。
どの角度から見ても美しい立体感と発色は、長年テキスタイルと向き合ってきたブランドだからこそ表現できる領域。

エトロのネクタイは、単なるビジネスアイテムではない。
むしろ“装うアートピース”と呼ぶにふさわしい。
その大胆な色使いと緻密なパターンは、スーツスタイルに新しい空気を吹き込む。

たとえば、ネイビースーツに合わせる深みのあるグリーンのペイズリー。
あるいは、グレーのジャケットに添えるパープル×ゴールドの織柄。
どちらも主張しすぎず、それでいて確実に“センスの良さ”を感じさせる。

フォーマルな会議の場でも、ディナーやデートでも、
「この人、ただ者じゃないな」と思わせる魔力がエトロのネクタイにはある。

現在、エトロは創業者ジンモの子どもたちがそれぞれの分野でブランドを牽引している。
そして2022年、新たな時代の象徴として マルコ・デ・ヴィンチェンツォ がクリエイティブ・ディレクターに就任。
伝統的なエトロの美学を守りながらも、ジェンダーレスで現代的なコレクションを発表し、再び世界の注目を集めている。

テーラードの精密さと、アートの自由さ。
その両極を行き来するエトロのデザインは、まさに「古典を知る者だけが楽しめる前衛」。
流行を追わない、時代を超える美学がそこにある。

エトロの服やネクタイを選ぶ人は、単なるブランド志向ではない。
自分の感性を信じ、ファッションで“生き方”を表現する人たちだ。

シンプルなスーツスタイルに、ペイズリーの一本を添える。
それだけで一日が特別になる。
エトロのアイテムは、そんな小さな贅沢を与えてくれる存在なのだ。

派手ではなく、華やか。
奇抜ではなく、個性的。
そして何より“自分らしい”。
それがエトロの魅力であり、長年世界中の洒落者たちが愛し続ける理由である。

ETROは、ただのファッションブランドではない。
文化、歴史、そして芸術へのリスペクトを纏ったライフスタイルの象徴。

ペイズリーの一本に宿るのは、イタリアの職人たちの情熱と、異国文化への憧れ。
ネクタイを結ぶ瞬間、あなたはきっと気づくだろう——
その一本が、日常を少しだけ上質に変えてくれることを。

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